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| 打倒リアを全世界に宣言したタズサ。五輪へ向けてハードな練習を重ねる彼女。しかし、リアとの間に思わぬ亀裂が……。 |
| 銀盤カレイドスコープ、最終巻は二冊分冊。なので、今回は感想まとめて書いてしまいます。まとめる都合もありますが、どう考えてもネタバレを全く含まず感想書くことができないので、未読の方はご注意ください。たとえ直接的に書かなくても、ニュアンスでラストが分かると思いますので。 先が気になって気になって、二冊一気読みでした。読み終わってしばらく、何ともいえぬ虚脱感が。期待はずれだったとか、そういうことはまったくなく。むしろ、もう少し作品に浸っていたいような余韻のためですね。ああ、こういう感覚があるからこそ本読みはやめられません。良かった。面白かった! 不敗の女帝リア。打倒宣言を掲げたはいいが、果たしてタズサはどうなってしまうのか。今回読んでいて、常に感じていたのは、それに尽きます。 大きすぎる存在であるリア。さらに途中リアとタズサの間に今まではなかった軋轢が生じ、さらにリアの人間離れしたスケートを見せ付けられるタズサ。とことん追い詰められていくタズサ。どこで復活するのか、はらはらさせられました。 けれど、その上で持ってこられた、最後の試合。その結末。とにかく盛り上がりました。良かったです。リアの台詞「私、女子でやるから」がものすごく印象に残りましたね。 そんなふうに読了しましたので、確かに感動したんですが、でもどこかで足りない、と思う部分も……。タズサをここまで押し上げるきっかけになったのは間違いなくピートの存在でしたが、それについてはほとんど語られなかったこと。それからやっぱり「五輪で決着が着いていたら、もっと結果を喜べたんじゃないか」というのがありまして。まあ、二つめについては、必要な展開だったのだ、とは納得しているんですけどね。 あと、サーシャが健気でとても可愛かったですね。タズサとの今後をとりあえずあれこれ夢想したくなるラストでした(笑) ところで、二冊一気読みしたため、余計だったのかもしれませんが、9巻を読むときにふと違和感。それを確かめるため、8巻を手にとって確信。ページ余白少なっ! 分厚い上、9巻は文字ぎっしりでしたね。 最後にまとめ。とにかく良かったし、面白かった。満足できる、納得できる、期待したラストでした。 |
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| 祖母鈴香の決定で、<人柱>とされるみかん。いつきたちは彼女を取り戻すため、辰巳にレンタルされ、共同戦線を張ることに。 一方、<螺旋なる蛇>が今回の件に関わっている可能性がある、と影崎によって、干渉することを禁じられたアディリシア。しかし、彼女と黒羽は影崎にレンタルされることで、介入する。 |
| 鬼の祭り編、下巻。<人柱>とされるみかんを救おうと奮闘する話。それに人間関係がいろいろ絡んできますね。後半の盛り上がりもあり、意外な真実もあり、楽しめました。 今回一番印象に残ったのは、鈴香が語った今回の件の裏事情ですね。魔法使いの常識は冷徹で、彼女もそれに沿っているのだろうと思っていたら……。詳しくは書きませんが、なるほどなぁ、と。けどまあ、いつきの言うとおり、彼女の幸せを勝手に決めるな、というのも確かに思うことではあります。とにかく、問題は残ってますが、みかんちゃんの未来が幸せな結果になるように祈るばかり。 中盤以降は、鬼の祭りが思ってもみなかった方向に……。でも、「弓鶴が<螺旋なる蛇>とは無関係だったのは、嬉しかったなぁ。みかんちゃんにも優しく接してくれているこの人には好感を持ってたんですよね。」 ラストでは、あんなことになってしまいましたが、別に悪いというエンディングでもなく。状況的には最善だったのかな。 それから、今回の最後のバトル。いつきの真価が発揮されてますね。彼自身は戦えるような魔法使いではないのですが、それに応える穂波、猫屋敷、アディリシアが格好良かった。これはいつきにしかできない戦いですね。 ともかく楽しめました。結果的には良い方向に落ち着きましたし。次も楽しみです。 |
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| フェンリルとサラが中心となるレジスタンスは、ある作戦を展開していた。Dエリアの女性たちの腹を使って赤ん坊を産ませる施設、『ドールハウス』。フェンリルたちはその内部を何も知らないシティの人間たちに暴こうとする。 |
| フェンリルとサラが合流した後の話。今回のタイトルがエリアスとフェンリルのことだというのは一目瞭然ですが、シリーズ名のほうは「新たなる神話へ」ですか。いよいよラストという感じがします。 っていうか、フェンリルもう三十路越えなの!? ちょっと……軽くショック(笑) それはともかく。楽しめましたねー。『ドールハウス』にまつわる作戦を展開するレジスタンスの話ですが、その中でいよいよサラの出生に触れてあったり。これは次は日本も出てきそうですね。 この作戦に欠かせない役割を果たすことになったルアンの姿が結構印象的でした。「これは私の運命、私の人生」と言い切る彼女は強い、と思いましたね。危険を天秤にかけてないんですもの。 とりあえず作戦を眺めながら話を読み進めていましたが、こちらは特別に意表を突かれるわけでもなく、という感じでしたね。ただ、その後のユージン・キーツの宣言が意外で。混乱するレジスタンスたち。ユージンの本当の思惑については最後でアショクが明らかにしてくれてますが、この世界観の根源に関わる部分が出てきましたね。何やら、えげつなさげなことを企んでいるユージン。気になります。 しかし、今回、何気にサラとエリアスがすっごいラブラブなんですが。過保護だなぁ、エリアス。 一方のフェンリル。「自らがクローンであることを明かし、さらにはレジスタンスを去ることになった」のは、びっくりというか……。周りの人たちの反応がまた。サラの真っ直ぐな言葉も届かない人々に、何ともいえない気分になりました。キナも立場上、あれは仕方ないんだろうなぁ。でもなぁ。 とにかく、もやもやしたものが残りました。 さて、神話どおりフェンリルは神を喰らう狼になるのか。まあ、その辺りはいいにしても、それぞれのキャラクターがどんな結末を迎えるのか、まだ見えません。ともかく、次で最後っぽいですし、楽しみに待ちたいです。 |
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| 一彦が入院中に知り合ったTVマンのロルフと偶然再会。誠実な人柄のロルフは、一彦にとって初めての友達といえる存在となる。そのロルフから「フリューゲルト城を取材させて欲しい」と頼まれた一彦だったが、アデルはその過去からマスコミを頑なに拒否していた。 |
| キャラに愛着が湧くせいか、巻を重ねるごとに楽しめますね。今までのシリーズもそうでしたけど。とにかくスイートホームスイート第三巻。 前回のラストがラストだったので、今回アデルがどう出るかと思ったら。一彦、なんだそのヘタレっぷりは(笑) いや、面白かったですけどね。気を遣いまくりのブラウニーズとか。ピコリーは相変わらずですけども。 今回のメインはフリューゲルト城にレーゲンシュヴァンツ公共放送から取材の依頼がくる、というもの。祖国の悲劇からマスコミ嫌いなアデル。けど、何だかんだで取材を許可することになるんですが、問題なのはもちろん、フリューゲルトの人外の存在たちですねー。作戦を立てて必死で彼らをカメラから隠そうとするけれど……。 まあ、この辺りは予想通りというか、楽しい展開に。けど、それがとある事件の発端になっていきます。 それにしても、ロルフはいい奴だ……。それから、新キャラ繋がりでペラジー。凄まじ過ぎ。最強。そりゃ力も抜けるよね(笑) あと、リリアナがちゃんと一彦の言うこと聞いてたのは、ちょっと意外だったかもしれません。 最後にはアデルと因縁のあるキャラも出てきて、続きの気になる展開になりましたね。フリューゲルトの面々がどう動いていくのか、楽しみです。 とにかくいつも通り楽しい読書時間を提供してくれました。続きも楽しみです。 |
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| フランへ帰った七人。エクス・ガリバー再建の目処も立ち、これからというときに、突然イッコがドラゴンキラー試験を受験するため、エクスを辞める、と言い出す。激怒するジャン、戸惑うマーガス。さらにマーガスにも人生の転機となる話が舞い込む。それはプロレンジャーになるための、レンジャースクールへのスカウトだった。 |
| これで区切りの第五巻。うーん、続きでないのかなぁ……。その辺微妙ですが、ともかく面白かったです。一つ残念だったのは、リニューアル・デイズ、というタイトルにも関わらずエクスの再建にまで至らなかったことでしょうか。 今回は、突然イッコがエクスを抜けると言い出して、彼女がサンク・マリカにこだわる理由などが明かされてます。最初のほうは、仲の良い和んだ様子を見せていた七人だったのに、それが崩れてしまい、話が進んでいきますね。 それから、マーガスもレンジャースクールに誘われ、人生の転機に悩みます。 イッコの家系にはびっくりだったなぁ。マリカにこだわる理由って後付かもしれないけど、でもこだわるだけの理由がしっかり書かれていたのは好印象。 そんなシリアスな話をはさみつつも、でもやっぱり楽しかったですね。読んでいて。イッコのビックバン・ソードはやっぱりめちゃくちゃ爽快! やっぱ、これで締めなくちゃー!! という感じでしたよ。でも、ありえないオプションにはちょっと唖然としましたが(笑) なんだよ、そのめちゃくちゃなのは(大笑) ケンジ、天才のレベルを超してると思います。 あとやっぱり、印象に残ったのは「マーガスの告白」でしたねー。え、マジで!? ここで言っちゃうのー!! って。でも、そのシーンがまた七人の武器屋らしくて、笑いながら読んでました。 あと、「ジャンとの別れ」で、ジャンとマーガスの友情に、ちょっとジーンときました。 それで、結局は一巻のスタンスどおりに進んだなぁ、というのが読み終わった感想でした。面白かったけど、少し寂しい気もします。 正直なところ、最初の段階では私、「何だかんだいっても、このままずっと七人で武器屋を経営していってくれるんじゃないか」って思ってたんですよね。というか、それを希望していたんですよ。 でも、この後、成長したマーガスやイッコたちの話をぜひ読んでみたいです。とにかく、今回も楽しめました! |
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| 遠子の借りてきた図書館の本のページが切り取られていた。もちろん黙っていられない遠子は、図書館でページを切り取っていた心葉の級友である芥川を捕まえる。しかし、それがなぜか文化祭で劇をやる羽目に……。 |
| 文学少女、三巻目。今回題材になっているのは、武者小路実篤の「友情」。それを心葉たちが劇の演目に使うことになります。しかし、心葉の級友、芥川の意外な一面が表れて……。そんな感じでしょうか。ともかく、心葉の過去にも一歩迫った内容になっていて、楽しめましたー。 面白かったです。真相が読めそうで読めない。しかし、芥川君の過去は、意外と壮絶で、内面があんなドロドロしたことになっていて、何ともいえない異常なものを感じながら読んでました。けれど、真相には少し安堵するものもあって、いろいろ良かったな、と思いました。 心葉とは友達のようでそうでない。その辺りのところも、今回変わってきてます。 それで、です。今回一番のサプライズは何といっても、ラスト。芥川君があの手紙を書いているところで、「えええええー!!」でした。途中でぴんと来るので、「まさかまさかまさか」という感じで読み進めて、最後の1ページでやっぱりそうなのかー! と衝撃でした。 言われてみれば、まあ直接的に表現されたことなかったような。でも、やっぱりびっくり。これからどうなるのか、非常に気になります。芥川君がそこに関わってくるのも驚きだなぁ……。 とにかく、続きが楽しみです。次はどんな作品が題材になるのかなー。 |
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| 裏切りの容疑をかけられている武装司書、ヴォルケン。正義のため、ハミュッツを館長代行から追い落とそうとする彼は、そのための重要な情報を握る人物、オリビア=リットレットと偶然にも出会う。それは、モッカニアの母としての人格を植えられたレナスの元の人格者であった。 そしてヴォルケンは彼女を連れて逃走。図書館に反旗を翻した彼に、ハミュッツが打って出る。 |
| 今回は、なんとなく最後にどうなってしまうのか、というのは予想できたんですが、できればそうなってほしくなかったなぁ、と思いました。いやね、ヴォルケン。彼のことを気に入ってしまったので。だって、真っ直ぐで、正義感が強くて、めちゃくちゃ格好いいと思いましたよ、彼の人柄。 まあ、それはともかく。内容的にはいつもどおり、楽しめました。面白かったですよ。最強のハミュッツに対して、どう対抗するのか、とか。 けど、追い詰められていくヴォルケンが見てて不憫で不憫で。だって、彼何一つ悪いことしてないんですもん。けど、相手が悪いわ……。容赦するようなハミュッツじゃないし、それでも彼女だけならまだ良かったんだろうけど、余計なことする奴がね……。 でも、ヴォルケン以上に、オリビアについては演出でどきどきしました。うーん、やるなぁ。と思ったり。しかも最後の最後でそうくるか、と。 あと、ついに神溺教団と図書館の因縁が明らかになったり。今回の事件が、今後の展開に大きく関わるのは間違いないでしょうね。 一見無力のようにも思える、第三の勢力。一体どうなっていくのか、とても気になります。とにかく、次巻が待ち遠しい……。 |
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| ☆管理人メモ | |
| この月の感想数 | 7冊 |
| この月のイチ押し作品 | 銀盤カレイドスコープVol.8 コズミックプログラム:Big time again! 銀盤カレイドスコープVol.9 シンデレラ・プログラム:Say it ain't so |
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